まずボトル1本いくらのワインかを、注文するときにはっきりと伝えることです。ワインリストを見てこのワインと指差せば良いと思います。次に料理を注文します。この店でベストの相性を選んでもらいましょう。このとき普通のレストランなら前述の予算上限を守ってくれます。注文もしないのにワインがでて来たらはっきりと断ってください。日本人なら黙ってワインを出す店があります。くれぐれもワインのカモにはならないで下さい。予算を決めてお店で選んでもらうのもいいですね。日本人が団体で入る店、又はガイドブックで宣伝しているお店より、現地の人たちが良く利用しているお店を選ぶことです。
ワイン選びなら私に任せてくれという自称ワイン通、または、仲間からあなたはワイン屋だから選んでくれよ、任せるよと言われたときのワイン選びご披露します。
私が仲間とスペインに出かけた時、案の定おまえはワイン屋でプロだから、ワイン選びはあなたに任せるよとなりました。スペイン語のワインリストを眺めてもチンプンカンプンです。わかった振りをしながら白ワインの辛口はどれですかとウエイターを呼びおもむろに注文しました。"とびっきり旨い白ワイン"が出て、"さすが"と誉められました。この種明かしは、赤か白かを選ぶなら最初は白ワインを選ぶことです。よく冷やした口当たりの良い白は、とても心地良く感じます。次に大事なのはワインリストで上から"2番目の地元の高級ワイン"を選ぶことです。割り勘ですから、気にしないでオーダーしましょう。スペインでフランスのワインはオーダーしないこと、あくまでも地元のワインにこだわってください。料理もワインも両方の味が引立ちます。赤は難しいのでお店の方に選んでもらいましょう。お店の味付けもありますからね。
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